2010-02-04 第174回国会 参議院 決算委員会 第2号
これについては、亀井大臣にまず少しお聞きしたいんですけれども、これは亀井大臣の「月刊日本」という雑誌に述べられているところによりますと、「対米自立は神の声だ」と。カメの声じゃないです、神の声ですからね。それで、若干引用させていただきますと、政権は替わり、新しい時代が来ているのだ、我々は対米従属ではない、対等な日米関係を目指しているのだ、それは神の声だと。
これについては、亀井大臣にまず少しお聞きしたいんですけれども、これは亀井大臣の「月刊日本」という雑誌に述べられているところによりますと、「対米自立は神の声だ」と。カメの声じゃないです、神の声ですからね。それで、若干引用させていただきますと、政権は替わり、新しい時代が来ているのだ、我々は対米従属ではない、対等な日米関係を目指しているのだ、それは神の声だと。
だから、このアメリカの支配体制に対する抵抗が、ヨーロッパにおいてはドゴールにあらわれたように、対米自立という形であらわれる。あるいはまた、アジア、アフリカ、ラテン・アメリカにおいては、この抵抗が民族解放運動としてあらわれているのだと思う。特に民族解放闘争地域におけるアメリカのやり方というのは、あまりにも見えすいております。これはアジアの最近の情勢を考えるならば明確であります。
そこで、こういうようなドゴールその他における対米自立の態度というものが非常に明確になってきたことについて、日本の場合を顧みてみまするならば、池田総理大臣は、いままで国会の答弁において、再三、日本の外交はアメリカに追随はいたしておりません、このように答弁をしておられますし、なるほど、日中問題などについて見まするならば、若干の意見の食い違いがあったようにも私は見受けております。